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駅伝 青学から学べる受験 その4(ラスト)

 箱根駅伝に学ぶ受験の指導法。今回がラストです。

 

「私が考える負けの基準は、これだけです」

 私が見てきた陸上選手は本当に努力しています。自己ベストを更新しようと必死に練習しています。そこまで努力しても、レース本番で結果が出ないことは多々あります。私はそこまで努力したなら、結果は負けでも、負けだとは思いません。私が考える負けの基準は、努力しなかった負け、これだけです。

 本人がやりきった結果であれば、たとえ、そのレースで負けたとしても、続きがあるはずです。だからこそ、最後はなんとかなるさの精神が大事なのです。明るく元気に努力して、最後は「なんとかなるさ」で楽観的に構える。そうすれば、なにかに行き詰まることもなく、組織も個人も伸び続けていけるはずです。


 次がある、続きを考える。これが成長する上での本質ではないでしょうか。私が思うに、どんな人間でも成長できる要素を持ち合わせている。努力することの大切さを今の世の中は伝えていくべきではないでしょうか。


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