【大学受験】「単語帳は完璧なのに長文が読めない」の正体。秋の模試で偏差値がピタッと止まる受験生の共通点
こんにちは!宮崎市の榎本塾、塾長の榎本です。
10月も下旬。返却された秋の模試の結果を見て、成績の「停滞(プラトー)」に苦しんでいる受験生が多い時期です。特に英語において、この時期に急増する相談があります。
「システム英単語やターゲットは、ほぼ完璧に覚えました」 「でも、長文になると知っている単語ばかりなのに、なぜか意味が繋がらないんです…」
かつて「英語の長文」というだけで拒絶反応を起こしていた私には、その苦しみがよくわかります。単語帳という最強の武器を手に入れたはずなのに、本番のテストで全く歯が立たない。その結果、「まだ単語が足りないんだ」と錯覚し、さらにマニアックな単語を覚えようとする泥沼にハマっていきます。
はっきりと言います。 あなたが長文を読めないのは、単語力が足りないからではありません。
「単語と単語を繋ぎ合わせる『接着剤(ルール)』の使い方」を知らないからです。
❌ 偏差値50の壁:「知っている単語からの推測(雰囲気読み)」
英語が苦手な生徒の頭の中では、長文を読む際に以下のような処理が行われています。
例えば、「A is said to have been destroyed by B」という文があったとします。 ここで、「A」「言う(say)」「破壊する(destroy)」「B」という知っている単語だけを拾い出し、頭の中で「AがBを破壊したと言った」などと、自分にとって都合の良いストーリーを作り上げてしまうのです。
私はこれを「雰囲気読み」と呼んでいます。 共通テストの簡単な問題なら、この雰囲気読みでも偶然当たることがあります。しかし、国公立の二次試験やMARCH以上の難関私大になると、出題者はこの「受験生の勝手な思い込み」を容赦なく狙い撃ちしてきます。
⭕ 偏差値60の壁を越える:「構文(ルール)」による理詰め
英語の偏差値を爆発的に上げるための唯一のルール。 それは、英語を単語の羅列ではなく、「厳格なルールに基づいたパズル(構文)」として処理することです。
先ほどの文なら、「is said to(〜と言われている)」+「have been destroyed(完了不定詞の受動態:〜された)」という明確な文法ルール(接着剤)に気づかなければなりません。正解は「AはBによって破壊されたと言われている」です。
代名詞の「those」が出てきたら、必ず「同じ種類の別の名詞(複数形)」を探す。
「take into account(〜を考慮に入れる)」などの、単語の足し算では推測できない重要熟語を一瞬で見抜く。
この「ルール」という接着剤があって初めて、あなたがこれまで必死に覚えてきた英単語が、意味のある「文章」として頭に入ってくるのです。
単語帳の暗記は「木」を見る作業です。しかし、長文読解は「森」全体を見る力が求められます。 秋のこの時期に「森を見るためのルール」をインストールできるかどうかが、冬の過去問演習の伸びを決定づけます。
「単語はわかるのに読めない」というもどかしさから、今日で抜け出しましょう。 あなたの本当の英語力は、ここから一気に開花します!
宮崎市 英語専門塾 榎本塾 榎本 圧夫



コメント