【11月の罠】「解説を読んで分かった」は危険信号?家庭でできる「点数に繋がる」声かけのルール
こんにちは。宮崎市の榎本塾、塾長の榎本です。
11月に入り、期末テストや入試に向けた実戦的な問題演習が増えてきました。この時期、塾の面談室で保護者の方から非常によく伺うお悩みがあります。
「家でテスト直しをしている時、本人は『解説を読んだら分かった!』と言うのですが、次のテストになるとまた同じような問題で間違えてしまうんです。どうしてなのでしょうか?」
お子様が机に向かい、真面目にテスト直しをしている姿を見ると、「次は大丈夫だろう」と期待したくなりますよね。しかし、実はこの「解説を読んで分かった」という状態こそが、成績が伸び悩む生徒が陥りやすい最大の落とし穴なのです。
本日は、お子様の「分かった」を本番のテストで「できる(解ける)」に変えるために、ご家庭で実践していただきたい声かけのルールについてお話しします。
❌ 「分かる」と「できる」の決定的な違い
授業を聞いて先生の板書に頷いたり、問題集の解説(和訳や途中式)を読んで「なるほど」と納得したりする。真面目なお子様ほど、この「分かった」という感覚を「テストで点数が取れる状態になった」と錯覚してしまいます。
しかし、他人が綺麗に整理してくれた論理(ルール)のレールをなぞって理解することと、本番のテストのように「何もない更地に、自分でゼロからルールを組み立てて答えに辿り着く」ことには、天と地ほどの差があります。
解説を読んだ直後は知識が頭の表面にあるため、誰でも一時的に賢くなった気がします。そこで赤ペンで答えを書き写して満足してしまうから、数日後の初見テストで手が止まってしまうのです。
⭕ 白紙の上に「ルール」を再現できるか
本番で点数を勝ち取る生徒は、解説を読んで納得した直後に「問題集も解説もすべて閉じ、真っ白なノートを取り出す」という一手間を決して惜しみません。
答えの記号や単語を思い出すのではなく、「なぜその答えになるのか」という論理のプロセスを、白紙の上に自分の言葉だけで再現できるか。 「この名詞を後ろから修飾したいから関係代名詞の目的格を使う」「問題文にこの条件が隠れているから、あの公式を引っ張り出す」。 誰の助けも借りずに、その思考の道筋を一人で作れた時、初めてその知識は本番で使える武器になります。
🍂 ご家庭でできる「先生役」のお願い
では、ご家庭でお子様が「解説読んで分かったよ」と言った時、保護者の方はどう対応すれば良いのでしょうか。 「ちゃんと覚えた?」「何回も書きなさいよ」という言葉をぐっと飲み込み、代わりにこう声をかけてみてください。
「お母さん(お父さん)にも分かるように、どうしてその答えになるのか『先生』になって説明してみてくれない?」
お子様が「ここはね、前の言葉を説明しているから関係代名詞を使うんだよ」と、理由(ルール)を自分の言葉で説明できたら、それは本物の理解です。 逆に、「えっと…解説にそう書いてあったから」「なんとなく」と口ごもるようであれば、それは答えを丸暗記しようとしている危険信号です。
家庭学習において、親御さんが「教える」必要はありません。お子様の「一番の生徒役」になって、彼らの頭の中にある論理を引き出してあげること。これが、最高のアウトプット練習(白紙の復習)になります。
11月は「自分の頭でルールを組み立てる時間」へ
「家で説明させてみようとしたけれど、そもそも根本的なルールを理解できていないようだ」 「どう声かけをしても、反発してしまって素直に聞いてくれない」
もし今、ご家庭での学習サポートに限界や戸惑いを感じているなら、一人で抱え込まずに榎本塾へご相談ください。 11月の無料学習相談では、お子様が「答えの暗記」ではなく、初見の問題を「自分の力で解き明かす」ための正しいルールの見つけ方を、第三者であるプロの視点から丁寧に指導いたします。
👇 無料学習相談・お問い合わせはこちらから 👇




コメント