国公立大学後期の合格発表が今日を中心に行われていきます。前期試験の後に、すごく大変な精神状況で頑張り続けている生徒を見ていると心が苦しく、切に頑張れと願っていました。今日最初に、塾に来てくれた生徒は、大宮高校の野球部主将であるTさんでした。お父さんと一緒に塾に報告に来てくれました。少しでも後輩のために役立てばと、赤本や参考書を寄贈してくれました。Tさんは、部活を引退してから、徐々に受験生になっていきました。最初は、めちゃくちゃ怒って、意識を変えなあかん。と言い続けました。でも、彼は怒られ続けても、私の気持ちを理解してくれる人間でした。厳しく甘えを許さず、妥協なんてもってのほかの現代の生徒にはきつい指導方針ですが、彼は私のことを理解してくれていると思っています。私だけかもしれませんが。英語は最後まできちんと伸ばすことはできなかったかもしれませんが、苦手なことに最後まで挑戦し諦めない姿勢は学んでくれたかなと思います。でも、数学や理科の成長は非常に目を見張るものがあり、彼の将来が楽しみでなりません。大学に入っても勉強はしっかりと続けていくという言葉は若者本来の純粋な私へのメッセージで深く突き刺さりました。Tさん、合格ほんまにおめでとう！
宮崎市 榎本塾 塾長 榎本 圧夫