地方の公立重視偏重について
- 榎本塾
- 11月10日
- 読了時間: 2分
ある新聞記事を見て、なるほどそうだなと宮崎県や各地方の指導をしてきたからこそわかると感じたものを紹介したいなと思いました。
「私立は公立に行けない子が…」田舎の認識が都会で衝撃を呼ぶ
話題の中心となったのは、一人のユーザーが投稿した以下の内容です。 「私立は公立に行けない頭の悪い子どもが高い金を払って行く場所という認識がマジョリティの田舎で育った」「大学から都会に出てきた私はしばらく公立が下位層とされる文化が理解できず、今は知識として頭に入っていてもまだ実感を持ってそれを受け止めることができない」 この率直な告白は、地方出身者や教育に関心を持つユーザーの共感を呼び、瞬く間に拡散しました。投稿者が具体的に中学か高校のどちらを指しているかは明記されてないのですが、首都圏と比較していることから、東京については中学受験に焦点を当てて本現象を掘り下げていきます。(※特に東京では、高校受験より中高一貫の「中学受験(受検)」が過熱しており、高校受験で生徒をとらない学校も多いため)。多くの人々が、都会の私立中学進学(中学受験)に対して、地域文化の差や、価値観のギャップに強い関心を寄せていることが示唆されます。
地方の公立信仰と大都市の競争主義
投稿には、さまざまな立場からのコメントが殺到し、議論は多角的に広がっています。 とあるユーザーからは「田舎の場合、高校の序列は公立(旧制中学時代からの伝統校)>高専>私立(特進クラス)…」といった、地方特有の公立至上主義を裏付ける声が上がりました。 ほかにも、「私立は国立・公立に勝てないと思います。この国で総合的に最も権威ある大学が国立の東京大学…」と、国公立の揺るぎない優位性を核とする見解も示されています。 一方で、「お金かけて中学から私立に行っても大した大学行かない…と思ってしまう」と、首都圏の過熱する中学受験に対する費用対効果に疑問を投げかける意見も寄せられました。 これらの意見は、地方の「公立信仰」と大都市圏の「中学受験・私立偏重」という、日本の教育の二極化を鮮明に浮き彫りにしています。
東洋経済オンオンラインより
宮崎市内でも、中学受験が過熱しているのは肌で感じます。また、共通テストなどでも中高一貫校の生徒の方が有利になってきていると感じます。公立高校の生徒は尚一層高1の段階から受験勉強を始めた方が良いと私は思っています。
宮崎県宮崎市 英語専門塾 塾長 榎本 圧夫




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