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- 榎本塾
- 8月20日
- 読了時間: 7分
「高校2年生の秋から受験勉強を始めるのは遅い?」「高校2年生から受験勉強をすべき?」「受験勉強を頑張りたいけど、何から始めたら良い?」
大学受験本番が近づく高2の秋、上記のような悩みを抱える高校生は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、高校2年生の秋からの受験勉強について次の3点を随時解説します。
高校2年生の秋から受験勉強をして志望校合格に間に合うのか
高校2年生から受験勉強をするメリットと注意点
高校2年生から受験勉強をするうえでのポイント
結論から言うと、難関校を目指す生徒の多くが高校2年生の秋から受験勉強を始めるため、難関校を目指すうえでは妥当と言えるでしょう。
しかし、実力や志望校のレベル・入試内容によっては、より早く受験勉強を始めた方が良いケースもあります。
受験勉強を開始する時期を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
高校2年生の秋から勉強すれば志望校合格に間に合う?
高校2年生の秋から受験勉強すれば、必要な対策を十分に学習を進められるでしょう。状況によっては、秋よりも早く開始すると良い場合もあります。
一般的には高校2年生の秋から勉強すれば有利
学校法人 河合塾が2023年に行った「新課程入試と受験勉強に関する意識調査」によると、大学入試に向けて勉強を始めている高校生の割合は1年生で17.6%、2年生で2337.4%、3年生で88.1%でした。
つまり、9割近い高校生が高校3年生から受験勉強を開始するなかで、高校2年生から勉強を始められれば、学習時間を多く確保でき有利に対策を進められるでしょう。
高校2年生の秋から受験勉強を開始すれば、高校3年生の春~夏頃までに基礎固めを完了でき、高校3年生の秋からは問題演習を通じて実践力・応用力を高められます。
入試問題に対応するには、基礎の理解と実践力・応用力が必要です。基礎力も応用力も兼ね備えていれば、仮に入試問題が難化しても、合格に必要な点数を取れるでしょう。
一方で、部活動や学校行事がひと段落する高校3年生から受験勉強を開始する人も多いのが事実です。そのため、高校2年生のうちから受験を意識して勉強に取り組めれば、他の受験生と差をつけられるでしょう。
志望校のレベル・受験計画によっては遅い可能性も
現在の学力や状況によっては、高校2年生の秋スタートでは遅い可能性もあります。
たとえば、受験対策の開始時に学校の授業についていけていない、または部活や学校行事で勉強時間の確保が難しいなどの状況です。
レベルの高い大学・学部を志望する場合も、早い段階から受験勉強を行いましょう。
入試問題の難易度が高いうえに受験科目が多かったり、独自の対策が求められたりするためです。
学校の授業についていけていない
勉強時間を確保できない
志望校のレベルが高い
上記3つに当てはまるなら、早い段階からの受験勉強が求められます。
高校2年生から受験勉強をするメリットと注意点
高校2年生の秋から受験勉強を開始するにあたり、考慮すべきポイントは以下の6点です。
メリット1.基礎固めに時間を費やせる
高校2年生から受験勉強を始めることで、基礎固めに十分な時間を費やせるでしょう。基礎が重要だといえる理由は、2つあります。
1つは、共通テストの得点力に直結するためです。
共通テストで必要な知識は、その多くが基礎的な範囲から出題されます。
答えに至るまでの思考力や応用力は勿論必要ですが、基礎を固めることで得点力が大きく強化されると言えるでしょう。
もう1つの理由は基礎が固まっていれば、応用・演習問題や過去問の対策にスムーズに取り組めるためです。
例えば、基礎が固まらないまま応用問題に取り組んでしまうと、問題が解けなかったときに、何が原因で解けないのかよく分からず、時間をムダにしてしまう可能性があります。
私立の一般入試や国公立の二次試験にも対応できるように、基礎固めは入念に行う必要があります。
高校3年生の夏以降は、応用や過去問演習に時間を費やせる状況が理想です。
高校2年生から受験勉強を始めれば、時間に余裕を持って基礎固めに取り組めるでしょう。
履修完了が遅い理科・社会の学習時間を確保できる
英語と数学ⅠA・ⅡBは多くの高校で高校2年生までに履修が完了します。
一方、理科と社会は学習範囲が広く、高校での履修が終わるのは高校3年生の夏~秋ごろになることがよくあります。
そのため、英語・数学の基礎固めは高校2年生のうちに済ませておけば高校3年生で理科と社会の勉強時間を確保でき、バランスよく対策を進められます。
メリット2.高校3年生で過去問演習の時間を確保できる
一般的に基礎固めには時間がかかり、人によっては半年かかるケースもあります。
高校3年生からは実践問題や過去問の演習に時間を割きたいため、基礎固めは早めに終わらせておくことが重要です。
仮に高校2年生のうちに基礎固めができていれば、高校3年生になった段階で過去問の演習に取り組めるほか、演習を通じて弱点を発見し克服する時間も確保できます。
大学受験では基礎学力や応用力に加え、志望校の過去問に慣れたり傾向をつかんだりするのも重要です。
過去問対策に時間をかけられるよう、基礎固めは早めに完了させましょう。
メリット3.学習習慣をつけられる
大学受験の対策には、継続して学習する力と長時間の学習に耐えられる力が必要です。
大学受験では「基礎固め」と「問題演習」の両方に取り組む必要があるため、短期間での対策は難しいです。
特に受験勉強が本格化してからは、長時間の学習を毎日のように行う人も増えていきます。
高校2年生から受験勉強を始めて学習習慣を確立し、本格化する受験勉強に備えましょう。
メリット4.国公立・難関私立などレベルの高い大学を目指すチャンスが増える
国公立大学や難関私立などレベルの高い大学の入試では、高難易度の問題や独自の出題傾向に対応できる学力が求められます。
相応の学力を養うためには応用問題や過去問演習に取り組む必要がありますが、基礎力が備わっていないと厳しいです。
高校2年生の段階で基礎固めが完了していれば、他の受験生より応用・過去問演習に時間を割けるため、国公立大学や難関私立に合格できる可能性は一気に高まるでしょう。
なお、国公立大学を受験する場合は受験科目が多い点も考慮すべきです。
私立大学の一般選抜は3教科受験が一般的ですが、国公立大学の一般選抜は共通テストと個別試験が行われ、共通テストでは6教科8科目が課されることが多いです。
広い試験範囲をカバーするには、時間をかけて知識を積み上げていく必要があります。
入試問題の難易度や範囲の広さに対応するためにも、高校2年生から受験勉強を始めましょう。
注意点1.中だるみ・油断をしないよう注意が必要
高校2年生の秋から受験勉強を開始すると、総合型選抜などの入試形態を利用しても入試本番まで最低1年は期間があります。
入試まで時間があるからと油断したり、受験勉強に疲れを感じたりなどの中だるみを引き起こすかもしれません。
長期的な視点を持って、受験勉強を休む日を設けたり適度に息抜きをしたりするなど、メリハリをつけて勉強すると良いです。また、短期的な目標も設定するようにしましょう。
無理なく勉強する習慣をつければ、中だるみや油断せずに大学受験を乗り切れます。
注意点2.部活・学校行事との両立が必要
高校2年生は部活や学校行事で忙しく、体力的・時間的に受験勉強との両立が難しくなる時期です。
学校行事が忙しい場合は、勉強方法や勉強時間を工夫して学習に励むと良いでしょう。
例として、以下のような方法で時間を有効活用できます。
通学時間などのスキマ時間に参考書を読む
30分早起きして前日の復習をする
就寝前に暗記科目の単語を覚える
週末にまとまった学習時間を確保する
受験勉強は、積み重ねが大切です。無理のない範囲で時間を確保し、継続的に学習を行いましょう。
以上、非常に長い内容になりましたが、高校2年生のこの時期が非常に大切となる理由を切実に伝えるとこう長々となってしまいます。そこで、
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宮崎市 英語専門塾 榎本塾 塾長 榎本 圧夫
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